国家と少子高齢化 いかに未来に備えるか…

国家と高齢社会

なぜ、高齢社会となったのか。さまざまな意見があると思う。このことを議論するならば、日本史を振り返ってみなければいけない。

日本は大東亜戦争の敗戦国となった。しかしながら、日本民族の精神の強さは世界を驚愕させた。明治の文明開化、日本は列強の諸国とは比べることができないほど軍事力の乏しい国であった。だが、日本人の民度は高く、たった数十年の間に機関車が走り、蒸気船が太平洋をかけ、大空には日本の飛行機が飛んだ。軍事力も同様に進化した。
おそろしいまでに、日本人の勉学意欲と向上精神が日本の産業、文化を発展させた。

迎えたのは、日清戦争、日露戦争。日本軍の軍事力は列強諸国には勝てるような規模ではなかったが、少数民族が圧倒的な勝利を得た。このことがアメリカ人の心に恐怖を植えつけた。

アメリカとの戦争になにがあったのか。このことを議論するのは難しい。しかし、ひとつだけ言えることは、アメリカ人が日本という国を恐れていたということだ。かのマッカーサーでさえ飛行機を降りる時、足が震えていた。失禁をした写真は今では加工されてズボンが乾いた写真になっている。

日本の民度の高さ、大和魂、日本精神の根っこを驚くほど恐れていた。米国は、敗戦国である日本が、やがてアメリカにとって脅威になることを確信していた。
そして、GHQによる徹底的な日本弱体化計画を押し付けれた。その大きな計画 陰謀と言っていいだろう。その中のひとつに、大家族制度の破壊と少子化というたくらみがあった。おじいちゃんやおばあちゃんが孫と暮らすのが当たり前だった日本文化に伝統的精神文化の断絶と核家族化を強いた。半世紀にも及ぶ計画された陰謀に従わざる得なかった。

宮家の解体、廃止を深く考えれば、日本という国がアメリカにとっていかに脅威のある国であったかが分かる。男系皇位継承制度の断絶を意図的に計画していたアメリカによる日本精神文化の弱体化計画だ。

日本の高齢社会というものは、単に医療が進歩して平均寿命が延びた、また社会的要因がそうさせたという簡単なものではない。
根強い意図的な歴史が、今の日本にはあるのだ。

しかしながら、皮肉にも米国が日本という国を理解し始め戦後に押し付けられた陰謀は必要なかったと悟り始めた。日本は侵略し領土を奪い、先住民を奴隷的な扱いをする国ではない。むしろ、真逆だ。イギリスやフランス、オランダなどの植民地や統治国であったインドやタイやベトナムやインドネシアは日本軍とともに戦って独立したではないか。

現実は今である。高齢化とは、年齢が若くなるほどその世代の人口が少なくなっていくことである。平均寿命が伸びることはとてもいいことである。しかし、年齢が若くなるほどその世代の人口は多くなければいけない。
核家族が一般的な暮らしとなった社会では、この世代別人口率の逆転を一家族の力では到底支えることができないのが当然のことなのである。

そして、介護保険という国家プロジェクトが発動されたのである。
私が、学生のころは介護保険制度はまだなく、国家プロジェクトにはゴールドプランや続、新ゴールドプランなどがあったが機能しきれなかった。
介護保険制度の危ぶさは隠しきれないが、国家すなわち国民がこの国家プロジェクトを理解し、一致団結してこれからの10年、20年の未来の日本に備えなければならないと考える。